プロ転向2年目の18歳で史上最年少の賞金王になった石川遼。2010年は残念ながらランキング3位に終わったが、それでも獲得賞金は1億5000万円を超える。賞金以外にもパナソニックとの所属契約やヨネックスとの用具契約をはじめ、日本を代表する大企業とのスポンサー契約、CM契約の収入は総額30億円以上といわれている。

親の生涯賃金をいとも簡単に稼ぎ出すスーパープロアスリートだが、正味は未成年である。民法は「親権を行う者は、子の財産を管理し、かつ、その財産に関する法律行為についてその子を代表する」(824条)とある。未成年が財産を所有することは可能だが、その財産管理権は、法定代理人である親が有しているため、未成年の一存で使うことは必ずしもできない。

未成年者は契約の場面でも親の同意が大きな意味合いを持つ。