“大タブ”さんの時代とはまるっきり違う
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すでに07年から減少傾向にある
すでに07年から減少傾向にある
そして、時代は流れた。一世を風靡した「すかいらーく」もデフレ経済下の低価格競争の波から徐々に遅れ始め、05年には売上高が前年度を割り込む。創業家である横川兄弟の、とりわけ三男の竟の危機感は強く、それがMBOを決意させる。しかし、横川が頼ったのは主幹事の野村ではなかった。むしろ野村主導を嫌った横川によって意識的に遠ざけられ、野村側はまったく気づいていなかったのだ。野村は、主幹事を務めた企業の裏も表も、社長のプライベートも、社内の内情などすべて知り抜いていた。企業の奥の奥まで入り込むことが当たり前とされた野村は、その影さえもない。
野村証券のまったく知らぬところで横川の計画は進められた。相談先はUBS証券。UBS証券が授けた事業再建の方法の一つがMBO、そして再建のプロとして紹介されたのがCVCキャピタルパートナーズだった。この頃野村は、ようやく横川の動きを察知する。野村HD副社長兼COO(当時)の戸田博史が横川のもとを訪れた。だが、翻意を促す戸田に横川は首を縦に振ろうとはしなかった。戸田の時に声が高くなるような説得にも、「CVCと組んでMBOをする」という横川の決意は変わらなかった。
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