「若者と年配者」「富と貧困」「黒人と白人」など巧みな対照法の多用、そして単純なメッセージの繰り返しも特徴です。演説は具体性に欠けるという非難も多々ありましたが、いかに非難を受けようともオバマは頑としてその姿勢を崩さず、理屈っぽい政策を並べるヒラリーとの差別化を明確にし続けたのです。

政治家のスピーチで大切なポイントの1つは夢を語り、未来を語ることです。マニフェスト選挙のような詳細な数値目標を並べた演説より、情熱を傾け、熱く夢を語りかけることのほうが聴衆の心を動かすのです。