なぜ芸能リポーターには「スクープ」が集まるのだろうか。またそうした「噂」はどのように収集し、どう利用すればいいのだろうか。日々さまざまな噂に接している芸能リポーターの井上公造氏に、「噂の集め方」と「ガセネタの流し方」について聞いた――。

詐欺師が使うウソを信じさせる方法

情報や噂話には、流して得をするものと損をするものがあります。意図的に誰かを陥れるためにつく嘘は論外。自分の評判を落とすだけです。積極的に流すべきなのは、提供することによって自分の評価が上がる内容のもの。情報を流す際には、誰に評価されたいかも意識しましょう。

たとえば、自分の会社と得意先の企業との間にトラブルが起きたとします。そのときに、相手の会社のどの人を当たると問題を早く解決できるか、上司に自分が持っている情報を提供する。すると、問題は解決され、上司からの評価も上がる。自分の株を上げる情報をここぞというときに解禁する。これが、コツです。

どうしても悪い情報や、噂を流したい? これまでの経験でいうと、そのときは「餌撒き」が効きます。詐欺によくあるパターンです。