高校時代の恩師の「社会の雑巾になれ」という教えにも導かれ、大学時代は児童福祉施設のボランティアに没頭。福祉を生涯のテーマにしようと決心した。松下政経塾に5年在籍するも、すぐに出馬せず、スウェーデンに留学するなどして福祉を学ぶ。虐待された子供たち、寝たきりの高齢者、生活苦にあえぐ人々の声なき声を代弁し、住みよい社会をつくろうと政界へ。2000年に民主党から出馬し初当選。
真面目で直球勝負。最近では「提案型」という言葉に縛られ、攻撃力が弱い野党議員も増える中、討論番組では外連味(けれんみ)なく野党色をアピールする。だが力が入るあまり勇み足も。英紙「タイムズ」が風刺画でEU離脱を主導したボリス・ジョンソン前ロンドン市長を「とてつもないバカから逃げたほうがいい」と批判したのを安倍晋三総理に対する風刺画だと間違って会議で披露。党内から「おっちょこちょい」と批判され、安倍総理の秘書からはフェイスブックで「ネット上で『ヤマノイ』ではなく『デマノイ』と小炎上」とチクリ。
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(時事通信フォト=写真)