消費低迷で余暇市場も全般的に冷え込んでいる。だが“安・近・短”の行楽志向は依然として根強い。日本生産性本部が発行している「レジャー白書2009」によると、08年に国内観光旅行に出かけた人たちは6020万人。前年より320万人増えた。なかでも日帰りバスツアーの人気は高く、5000~7000円前後の価格帯を中心に売れているという。

国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)の参加人数
図を拡大
国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)の参加人数

4月の日帰りツアーの参加人数(予約含む)が前年同月比150%と増えたクラブツーリズム・東京バス旅行センターの鍵岡靖泰支店長は「キーワードは“旬”。春なら花、秋なら紅葉が主力商品になる。加えて、求められるのが“魅力”。目的地、味覚、イベントなどに価格以上の価値があるかどうか……。最近では、企業の工場見学やウオーキングツアーなども好評だ」と語る。

(ライヴ・アート=図版作成)