デジタルカメラ市場は、消費低迷で不振が続いていた。ユーザーの多いコンパクトカメラは、新たに高機能・高画質に買い替える動きが大きく鈍化したことから、買い替え需要が落ち、台数、金額とも前年割れが何カ月も続いていた。一方、一眼レフカメラはそこそこ堅調ながらも、昨年は踊り場にあったといっていい。
一眼レフ市場におけるミラーレス一眼のシェア
ただ今年に入り、回復の動きが見え始めており、前年同月比が台数で3割、金額で2割強増加している。そのデジタル一眼レフ市場で存在感を見せつつあるのが、小さく軽量ながら、一眼レフ並みの画質の良さを誇る「ミラーレス一眼」だ。家電品の店頭実売データを提供するBCNによれば、台数ベースで19.1%のシェアを占める。
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