毎月240万円のキャッシュフローを生む紺野氏が所有する9物件の内訳

※73室、駐車場29台、倉庫17室。築年数は購入時

「手取り額」は、月々の家賃収入からローン返済額と固定資産税を引き、×0.8を乗じる。この20%は修繕費や入居者募集の経費、空室が生じた場合を想定したロス分だ。全体に築古なのが気になるが「自分の人生の残り時間は限られている。その間収益を生んでくれれば十分と考えている」(紺野氏)。

●紺野氏が次に手掛ける「Airbnb」とは!?

不動産投資で高利回りを実現するには、物件を安く購入するか賃料を高く取るかだが、最近は格安物件が少なくなった。

そこで紺野氏が目を付けたのが「Airbnb」だ。家主が部屋を貸し出し、泊まりたい旅行者がネットで申し込むシステム。

紺野氏は横浜に築60年の木造平屋+茶室の「第9号物件」を購入。趣のある純和風にリフォームし、外国人観光客に貸し出す計画という。1泊平均2万円で70%稼働すると、実質利回り30%が実現する。

家族やグループで来日する外国人観光客向けに「第9号物件」を純和風に改装中。
(山本祐之、加藤昌人、工藤睦子、和田佳久=撮影)
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