今年の夏、前にも本稿で紹介した小学4~6年生を対象とした「キッズBOKI・夏期特別教室」を本格的に開講した。ケーキ屋を舞台にした商売を想定し、簿記を覚えることで商売の成り立ちを知り、お金の大切さ、尊さを学び、使い方を考える習慣をつけさせるのが目的だった。

結局、3日間の教室に参加してくれたのは、小学3年~中学1年生までの計19人。子供たちは予想以上に熱中して、このうち16人が見事に完走した。

修了間際ともなると「減価償却」「当期純利益」「売掛金」「買掛金」といった会計用語を子供たちはサラリと口にするようになっていた。授業は保護者にも見学してもらっていたのだが、目の前で子供たちが遊び感覚で複式簿記を理解していく様子は、かなりの驚きだったようである。

(構成=高橋晴美 図版作成=ライヴ・アート)