逆風下でも、ぶれない、逃げない、悩まない。幾たびも激烈な競争と反対を制してきた、稲盛和夫氏と鈴木敏文氏、2人の経営の神様の思考回路を全解明。
すべての意識と神経を集中させる
【鈴木】ミスは誰にでもあります。人間、ミスしたことや失敗したことに対して、平気でいられる人はそういません。だから、ミスしたこと自体は早く忘れて、仕切り直す。ミスをしないようにと、そればかりをあまり真剣に考えるより、次の一歩を踏み出すことです。
【稲盛】なぜ、人はミスをしてしまうのか。仕事をするときの意識の持ち方には、「有意注意」と「無意注意」があります。有意注意は、意を持って意を注ぐこと。「これを目指してこうやってみよう」と、目的を持って意識や神経を対象に集中させることです。一方、ただ漫然と対象を眺めたりするのは無意注意です。
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