町の理容室の経営は決して順調ではない。若い男性は理容室よりも美容院を好むようになり、少子化が進み、客数も頭打ち状態……。

各店舗で毎朝5分ほど朝礼を行う。女性従業員たちは身振りを交えて大声でスローガンを唱和する。

各店舗で毎朝5分ほど朝礼を行う。女性従業員たちは身振りを交えて大声でスローガンを唱和する。

そんな状況下で「元気の出る朝礼」を導入し、新規の客を呼び込んでいるのが東京・学芸大学駅付近で店舗展開する「おしゃれさろんナカガワ」だ。

マネジャーの中川浩志氏は「朝礼ではとにかく大声を出すようにしています。スローガンを唱和して元気を出し、一体感を高めることが目的です」と言う。「今はカットだけを行う低料金の店が増え、カット、シャンプー、顔剃りといった“総合調髪”を行う理容店は減っています。しかしうちは総合調髪のよさを強く訴えていきたい。元気よくサービスし、お客様に何度も足を運んでいただくのが狙いです」。

(尾関裕士=撮影)