小学生と高齢者の防災意識を高めたい

今年6月に日本損害保険協会の会長に就任した鈴木久仁氏(MS&ADホールディングス会長兼あいおいニッセイ同和損害保険社長)。損保業界が直面している課題と対策について聞いた。

──口永良部島や箱根大涌谷での噴火など自然災害への意識が高まっている。

個人が一人ひとりで防災意識を高めることが大切だと思っている。日本は火山の上に成り立つ災害大国。地震をはじめとして津波、台風、水害といった大規模な自然災害に加え、近年は局地的に発生する竜巻や大雪、爆弾低気圧、土石流などの被害も発生している。いつでも、だれもが被災する可能性があるという認識を持ち、万が一被災した際にどのように対応をするのかを考えておく必要がある。

日本損害保険協会会長 鈴木久仁氏

損保協会としては今後起こる可能性の高い災害を、行政の防災計画と連携してエリアごとに周知していきたいと考えている。