地方の人口が減り続けている。政府は「地方創生」を成長戦略の柱と位置づけ、地方活性化の取り組みが始まった。北海道帯広市の英会話学校「ジョイ・イングリッシュ・アカデミー」は1977年に開校され、多くの受講生を抱えている。学院長の浦島久氏に話を聞いた。
伸びるチャンスを奪う英語教育
【三宅義和・イーオン社長】これから日本の英語教育は大きく変わろうとしています。小学3年生からの必修になり、5年生からの本教科に入る。中学校の英語の授業は英語で教える。大学入試も技能を重視したものに変わるといわれています。そうしたなかで浦島先生は、今後の英語教育のあるべき姿と、それへの期待をどうとらえていますか。
【浦島久・ジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長】日本の英語教育を変えようと思ったら、たぶん、取るべき手はひとつだってずっと思っていました。それは大学受験改革ですね。ずっと大学受験は変わるのではないかという希望は持っていましたが、それは実現しませんでした。今回は変わるかもしれない。大学受験が変われば、そこまでの教育は全部自動的に変わっていきます。小学校だろうが、中学校だろうが、高校だろうが変わる。そんななかで、僕が最近ずっと力を入れているのが音読中心の学習です。
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