「私でも月数千円で入れたわ……」と言って高齢者が微笑むCMでおなじみの保険。人気商品は果たして本当に老後を助けてくれるのだろうか?
「入れます、でももらえません」
保険に入る前には健康状態や職業などを告知したり、医師の診察を受けたりして加入できるかの選別がなされる。病歴があると一般の生命保険や医療保険にはなかなか加入できないし、通院歴や現在の健康状態などをごまかしたりすると「告知義務違反」となり、加入できても肝心の保険金や給付金が払ってもらえなくなる。しかし、高齢になれば誰でも1つや2つは持病を抱えているものだ。こうしたシニア層をターゲットにしたのが「病気でも入れる」がキャッチフレーズの保険である。
この手の保険には「無選択型」「引受基準緩和型」などがある。無選択型は、告知なしで健康状態が悪くても誰でも加入できるが、支払い要件が非常に厳しい。加入前にかかっていた病気、それに関連する病気で入院や手術をしても保険金や給付金は受け取れず、「入れます。でも、もらえません」となることが多い。
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