恋愛、結婚は?

大里真理子さん/OG 1986年文学部卒 
アークコミュニケーションズ代表取締役社長。東大を目指したきっかけは、東京の学生生活をしてみたかったから。

一方、恋愛や結婚についての噂も、親としては気になるところ。大筋さんによれば、恋愛に興味がないというのはデマで、彼氏のいる友達は多いそうだ。

「恋愛も論理的に進めたいのが東大女子の傾向。勉強は努力すれば成果が出るけれど、恋愛は思い通りいかない、と悩んでいる子もいます」

大筋さんの友達の場合、ほとんどが東大生と付き合っているそうだ。理由は明快で、そもそも東大女子は他大学生との出会いの場が少ないのである。男子のように他大学と合同のサークルがあるわけでもなく、大学名が障壁となって他大学から合コンの声がかかることもほとんどない。たとえ他大生との出会いがあっても、大学名で引かれてしまい、恋愛に発展しにくいのもまた事実。

すなわち、恋愛環境は東大生限定。はたから見ると窮屈そうだが、東大女子はあくまでもポジティブだ。

「私は軽いだけの男性はちょっと苦手。社会問題など難しい話もできる男性に惹かれます。東大男子にはそういう人が多いんですよ」

と言うのは大筋さん。大里さんも「東大はすてきな男性がいっぱいいるし、女性には最高の環境だと思いますよ」

と胸を張る。確かに将来を嘱望される東大男子と知り合えるのは、同じキャンパスにいるからこそ。東大女子の特権と言ってもいいだろう。

結婚に関しても、噂とは裏腹に東大女子の多くが「願望あり」。結婚せずに仕事をバリバリしたいという女子学生は少数派だという。東大OGで組織される「さつき会」の幹事も務める大里さんによれば、東大女子が結婚できないということはないと断言する。

「私が学生の頃は東大の女性は3割しか結婚できず、うち半分は離婚するなんて言われましたが、結婚して幸せな家庭を築いている人はたくさんいます」

事実、大里さん自身も良きパートナーに巡り合い、現在、子育て真っ最中。石戸さんも然りだ。2人ともパートナーは東大出身だが、他大学卒の男性と結ばれた人もいる。卒業して社会に出れば、学歴は問題にならないということなのだろう。