完璧主義にならず、例外ルールをつくる
◆STEP2 不安定期(振り回される)【8日目~21日目】
不安定期は、急な残業やプライベートの予定に振り回され挫折しやすい時期です。この時期の挫折率は40%と反発期同様の高さになっています。
急な残業やプライベートの予定が入ってきたときに、30分の時間が取れなくて何もしない日が続くことです。この問題を上手にクリアするため、不安定期は「続ける仕組みをつくる」を目指してください。
具体的には、パターン化する、例外ルールをつくるがあります。
1.パターン化する
パターン化とは「あなたが身につけたい習慣を一定パターン(時間・やり方・場所)に決めてしまう」ことです。例えば英語の勉強なら、「英単語をiphoneアプリで通勤電車の30分で勉強する」というように。
2.例外ルールを設ける
急な予定や決めたとおりに行動できない場合に有効なのが、「例外ルールを設けること」です。例外ルールとは「残業や飲み会があるときや、やる気がしないときにせめて○○○だけはする」という代替行動を決
めておくことです。
例えばさきほどの例でいえば、残業で23時に帰宅したら、ぐったりして勉強する気が起きないかもしれません。それならば例外ルールとして「帰りの電車で英語の本を1ページ読む」と決めて、それで自分にOKを出してあげるのです。
それだけで「今日もクリアした!!」と達成感があり、自分を責めることはなくなります。とにかく、どれだけ罪悪感をなくし達成感を味わえるかがポイントです。
そして、習慣化の仕上げの段階に入ると、次のステップとなります。