日本の巨額の借金を帳消しにする唯一の策

止まらない物価高騰と円安に、国が打ち出す経済政策への関心も高まっています。本稿では、プレジデントオンラインで多くのアクセスを集めた、高市政権の政策と裏側をひもとく3本の記事をピックアップしました。

1本目は、経済ジャーナリストである磯山友幸さんが、高市首相が「悲願」とうたった消費税減税をフックに、政府と財務省の“本音”を読み解きます。消費者や外食産業からも「消費税ゼロ」に反対する声が上がる背景にあるものや、消費税減税の真の意味を解説します。

2本目では、経済動向に詳しい元モルガン銀行の藤巻健史さんが、国民が備えるべき高市政権の“禁断の処方箋”を掘り下げます。日本の巨額の借金を帳消しにする唯一の策として「インフレ税」を挙げる藤巻さん。その先にあるリスクにも警鐘を鳴らしています。

3本目は、情報法制研究所の山本一郎さんによるニュース解説です。高市陣営による選挙期間中のSNS中傷動画問題から露呈した、より深刻な事情とは。永田町を揺るがした過去の事案を紹介しながら、今の高市首相にもっとも求められているものを指摘します。

聞こえのいい政策や表向きの発言だけでは、為政者の本当の思惑は見えてきません。さまざまな有識者の味方を知り、多角的な視点を身に付けて、しっかりと政治を注視していきましょう。

「食料品の消費税ゼロ」を実現する気など全くない…「レジの改修に時間がかかる」と逃げ回る政府と財務省の本音

(2026年5月8日公開)

スーパーで野菜を選ぶ男性
※写真はイメージです(写真=iStock.com/Yagi-Studio)

高市早苗首相の肝煎りでスタートした「社会保障国民会議」が迷走している。「国民の受益と負担に深く関わる『給付付き税額控除』や『食料品の消費税率ゼロ』を含めた『社会保障と税の一体改革』について、国民の皆様にも見える形で、丁寧かつスピード感をもって検討を進めるため」にというのが設置理由。「まずは『給付付き税額控除』と『食料品の消費税率ゼロ』を同時並行的に議論を進め、その両者について、令和8年夏前を目途に中間とりまとめを行う』と内閣官房のホームページにある。〈続きを読む〉

 

「日本円の紙くず化」へのカウントダウンが始まった…高市首相が狙う「借金1342兆円を帳消しにする」禁断の処方箋

(2026年5月7日公開)

2025年12月17日、首相官邸で記者会見を行う高市早苗首相
2025年12月17日、首相官邸で記者会見を行う高市早苗首相(画像=内閣官房内閣広報室/CC-BY-4.0/Wikimedia Commons)

日本経済はこれからどうなるのか。モルガン銀行(現・JPモルガン・チェース銀行)元日本代表の藤巻健史さんは「高市首相が財政健全化目標を変更したのは、インフレを加速させるための布石ではないか。約1342兆円の借金を帳消しにするかわりに国民が地獄を見る『インフレ税』の本格始動に備えるべきだ」という――。〈続きを読む〉

 

高市首相はもう詰んでいる…"国会答弁でのウソ"で露呈した「中傷動画疑惑」よりも深刻な問題

(2026年6月10日公開)

曇り空を背景にした国会議事堂
※写真はイメージです(写真=iStock.com/kanzilyou)

参院選を目前に控えた2026年6月、永田町は静かに揺れております。最高に焦げ臭くて大変です。揺らしているのは週刊文春が連続スクープとして報じてきた、高市早苗首相の陣営による選挙期間中のSNS中傷動画問題です。与党内からも「これはまずい」という声が漏れてくる一件のネタであります。〈続きを読む〉

 

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