時計が読めなくても時間感覚は養える
小学校に入ると、「7時50分に家を出る」「10分休み」「次の授業は10時から」など、時間で動く生活が始まります。
ただ、時計の読み方自体は、1年生から2年生の算数で学ぶこと。入学時に時計が読めなくても、焦る必要はありません。1年生の準備で大切なのは、時間の流れを体で感じる体験です。
まずは、家庭のなかで自然に時間を意識できるようにしましょう。「朝ごはんは7時」「このアニメが終わったらお風呂」「短い針が8になったら寝る時間」など、日常の行動と時間を結びつけるだけでも十分。時計が読めなくても、生活のリズムを感じとることが時間感覚の第一歩です。
「5時になったら帰ろうね」で十分効果がある
また「あと5分で出かけるよ」「ゲームは30分でおしまい」といった声かけで、〝時間の長さ〟をゆるやかに体で覚えることも大切です。砂時計やタイマーで、時間を見える化するのも効果的。
1年生のうちは、数字よりも体感を育てる時期。ごはんを食べ終えるまでの長さや、遊んでいるうちに「そろそろ帰る時間かな」と気づけるようになることも、時間感覚を育てる大切なステップ。
やがて時計の読み方や、規則正しい時間の使い方へとつながっていきます。
(ナカニシヒカル=イラスト)


