生活リズムを“学校時間”に合わせていく
入学準備のなかでも、ゆっくり時間をかけて進めたいのが、生活リズムを「学校時間」に合わせていくことです。
保育園や幼稚園よりも登校時間が早くなる子が多く、朝7時台には家を出る家庭も少なくありません。とはいえ、生活リズムは急に変えるのが難しいもの。年明けごろからは、少しずつ起きる時間・寝る時間を早めておくと、入学後もスムーズに新しい生活を始めることができるでしょう。休日も起床・就寝の時間をそろえるように意識すると、生活リズムが定着しやすくなります。
ポイントは、「朝の光を浴びる」「朝食を同じ時間にとる」「夜のスクリーンタイムを減らす」の3つ。体内時計がととのうと、自然と眠くなり、起きやすくなるサイクルができていきます。
とくに良質な睡眠をたっぷりとることは、子どもの成長にとって欠かせません。寝る前は、テレビやタブレットなどの光の刺激を避けましょう。絵本を読んだり、親子で1日の出来事を話したり、穏やかに眠りに向かうルーティンをつくることを心がけましょう。
朝、すっきり起きられると、気分も前向きに。1日を元気にスタートできます。
お留守番をさせるときの声かけ
小学1年生からは、短時間のお留守番も少しずつ解禁にする家庭が多いようです。ママ・パパの帰宅が遅くなって、子どもが先に家で待つことや、買い物や下の子の送迎などで一人になる場面も考えられます。入学前から慣れておくと、急な用事のときにも安心です。
まずは「数分間、家の前にゴミ出しに行く」「郵便を出しに行く」など、すぐ戻れる距離と時間から挑戦し、少しずつ時間をのばしていきましょう。1年生のうちに、1時間程度のお留守番ができるようになれば十分です。「おやつを食べていてね」「このテレビ番組を見てていいよ」など、行動の目安を決めておくと、子どもも落ち着いて過ごせます。
練習の前には、「玄関の鍵は必ずかける」「インターホンが鳴っても出ない」「困ったときは、スマートスピーカーや電話で連絡する」など、お留守番中のルールを一緒に確認しましょう。「ベランダには出ない」「火を使わない」など、事故を防ぐための約束ごとも大事です。
帰宅後は「ちゃんとできたね」「ルールを守れたね」としっかりほめることも忘れずに。成功体験を積み重ねることが、自信につながります。
お留守番の練習は、防犯対策であると同時に、子どもの自立の第一歩です。

