序盤の優勢が伝えられた1月29日には、鈴木俊一幹事長名で、楽観を戒める緊急通知が発出されているが、圧勝報道を受けた2日には党幹部が緊急に集まり、なお接戦の小選挙区が多数あることなどから情勢は楽観を許さないとして、各地に引き締めを指示した。
一方、自民党が圧勝となるとそれ以外の政党は厳しい結果が予想される。与党の日本維新の会も含めて、各党とも接戦の選挙区でのテコ入れや比例票の上積みに全力を挙げる方針を確認した。このままでは、また自民党の一人勝ちを許し、他党の存在感は低下する。
それぞれ事情は違うが自民党に対して融和的な態度はとれない。むしろ対抗姿勢を強めることになった。無論のこと、野党第一党として生き残りがかかる中道も、ようやく求心力が高まってきた。だが一番の問題は野田佳彦共同代表が言ったように、高市人気を押し上げている「ネット世論」と向き合う難しさだ。
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