導入して変わったこと

1.実家に連絡するハードルが下がった

「実家に連絡しなきゃ」「もう何カ月も話してない」

意外に面倒に思ってしまう実家への電話。スマートスピーカーの導入は母の生活を変えただけでなく、私たちが実家に連絡するハードルを低くしてくれました。

2.日常の会話が増えた

「今日のお昼は何食べたの?」「今日は雨だけど買い物に行けた?」
「庭の花、咲いたのよ」「昨日、近所の人にお野菜もらったの」

私たちにとってありがたかったのは、電話よりもモニターから話しかけることで、突然の電話よりも自然な“つながり”が持てたことでした。気軽なスマートスピーカー越しの会話が、私たちの関係を“近く”してくれ、遠くに住んでいても“日常を共有できる”感覚をもたらしてくれました。

3.緊急時の安心につながる

母と突然連絡がつかなくなっても、スマートスピーカーには私たち姉妹がどこにいてもカメラをオンにして室内の様子を確認できる機能があります。こちらから「見る・話す」ができる事は、何物にも代えがたい安心感をもたらしてくれました。事故や体調の異変を早期に気づける可能性があるのは、遠隔見守りの大きなメリットでした。

スマートスピーカーで見つけた、母の異変

ある時、スマートスピーカーで話をしていると、あまり見かけない1リットルサイズのオレンジジュースが6本もキッチンにある事に気がつきました。

普段、ジュースなど飲まない母が、1リットル? 6本も? と違和感。

自分で買ってきたとは思えないので、誰かにもらったのかしら? と思い、「そのオレンジジュースはどうしたの?」と聞くと「友達と展示会に行ってもらったの。無料だったし」と答える母。

展示会? 無料? まったく的を射ない話で、その日は「?」のまま通話を終えました。

しかし、また2、3日後にスマートスピーカーで話していると、今度は新たに「梅干し」の大きめのパックが2つ⁉

梅干しは自分で漬ける人なので、梅干しをわざわざ買うなんて、まずありえません。

その次に見つけたのは、おちょこととっくり付きの日本酒が何本も。

母はお酒を飲みません。

母に聞いても、「友達と展示会に行ってもらったの。無料だったし」と答えるばかりです。

具体的な展示会名や場所は、すぐ忘れてしまい、はっきり思い出せないので真相はわからないまま。しかしどう考えても、自分から進んで知らないところへ行く母ではないので疑問だらけでした。