最新の調理家電は使わないと損

私は焼き物でも蒸し物でも、ほとんどヘルシオを使います。急いでいるときは作りませんが、煮物についても、耐熱容器に材料と調味料を入れて「煮こみ」コースで50分ぐらい加熱すれば、プロが作ったようなおいしい煮物ができ上がります。

ヘルシオも自分でかき混ぜなくてもほどよく中まで熱を通してくれるため、かぼちゃなどの柔らかい素材も、まったく煮崩れることなく料亭のような仕上がりに。しかもその間、好きなことができるので助かります。

トウモロコシや枝豆などの茹で物も、網に並べて「蒸し物」のスイッチを押せば、本格的な蒸し料理ができ上がります。急いでいるときにお湯を沸かしたり、こぼしたりといった面倒や、バタバタの中でお湯でやけどをするリスクもありません。焼き芋や餅焼きにもよく使います。

密閉された庫内で遠赤外線を使って調理する「かまど」と同じ原理を使い、とても香ばしくでき上がるので、時間があるときは土鍋ごはんもヘルシオで炊いています。

こちらも料亭と同じクラスのごはんができ上がります。普段は炊飯器の早炊きでさっと炊いてしまうのですが、時間があるときはヘルシオで、レストランや料亭並みの料理を自宅で味わうことができるわけです。

もうガス台を使って料理しなくていい

炒め物に関しても、いちいちガス台で作るのは大変ですし、夏はキッチンが暑いので、取っ手の取れるフライパンの中に炒めたいものを入れて、天板の上にフライパンごと乗せ、「まかせて炒め」や「まかせて焼き」などの自動メニューを使うと、後はヘルシオにお任せなので、イライラも減り助かります。

その他、焼豚など大物を作りたいときも、豚肉の塊を買ってきて「焼豚コース」で加熱すれば、うまく蒸し焼きにしてくれますし、スペアリブ用の骨付き肉を買ってきたら「スペアリブコース」で加熱すれば、それだけでおいしいスペアリブができ上がるので、おもてなしにも使えます。

手書きで文章を書くことがほとんどなくなったように、現代社会では正直に言って、ガス台を使って料理を作ることは、ほとんどしなくていいように思っています。「ガス台で作った方が手軽でおいしい料理」など、もはや思い当たらないほど。

過去、電子レンジを使って料理を温めるのは大変なイノベーションだったと思います。でもそれがいま、温めだけでなく、炒めたり、煮たり、揚げたり、焼いたりをすべてしてくれるテクノロジーができたのですから、ヘルシオのようなウォーターオーブン系の調理器具を使わない手はありません。