マダニは幼虫、若虫、成虫の全てのステージで吸血
ここで改めてマダニの生態とSFTSの感染経路について説明する。
まずマダニは室内性のイエダニと違って、野山や河川敷など野外に生息する大型のダニだ。成虫のマダニで2ミリから8ミリと大きい。幼虫、若虫、成虫の全てのステージで動物から吸血する。
林の中の下草やササなどの葉先にじっと潜んでいて、シカ、イノシシ、ノウサギなどの動物が通ると体に取りつく。そして吸血する場所を探して体表面を這いまわり、主に皮膚の柔らかい部分に口器を刺して血を吸い始める。吸血の時間は蚊のようなごく短い時間ではなく、幼虫で3日程度、成虫では1~2週間も口器を皮膚に刺し込んだまま血を吸い続ける。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
