わが子の進学に楽観的な「部長」

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部長の親

わが子をどの大学に進ませるべきか。子を持つ親なら誰しも一度は考える問題だ。そこで今回プレジデントでは、働く男女1000名を対象に「子どもを入学させたい大学」に関する調査を実施(12年8月2~6日)。楽天リサーチの協力を得て、インターネットを通じて行った。

一番多かったのは「どこでもいい」という回答だ。これは部長職以上に限った場合も同様。ただし、部長職以上は「子どもの個性を伸ばせる大学なら」「自分で選んだ大学であればサポートする」とおもにポジティブな意見だったのに比べ、一般の親では「学べることはどこでも同じ」「子どもの学力に応じて」など、ややネガティブな意見が目立った。これは子どもの学力への期待が薄いのか、はたまた大学選びへの関心の薄さなのだろうか。

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一般の親

もうひとつ、部長職以上と一般の親とで回答の内容が割れたのは「海外の大学」である。一般の親では、「留学して英語力をつけさせたい」「日本の大学に行くよりは真面目に勉強しそう」など、英語力や海外の大学制度への期が待理由の大半を占めた。それに対して部長職以上では、「マサチューセッツ工科大学」「ハーバード大学」など、ある分野に関する世界一の学び舎を目指した具体的な回答が目立ち、英語力の強化にとどまらない期待がうかがえた。

一般の親では1位、2位と続く「東大」「京大」は、全体ではほぼ同数。おもに「私立は学費が高いから」という経済的な理由で消去法的に選ばれた「国公立大学」を、倍近くの差をつけて引き離す結果となった。回答者の居住地によるところも大きいが、東大が「日本で一番偏差値の高い大学だから」「将来の選択肢が広がる」と、安心感で推されていたのに対し、京大には「古都で大学生活も楽しめそう」「自由な校風で学びも遊びも満喫できる」など、充実した学生生活や大学のカラーに期待する声も多い。部長職以上の回答で2位になった「慶応大学」も、バラエティ豊かな教授陣など、偏差値だけではない魅力が注目された。