明治~昭和にかけて物理学者として活躍する一方、夏目漱石の弟子でもあり文筆家としても優れたエッセイを数多く残した寺田寅彦。彼は今から100年前――1923年の関東大震災を経験し、地震や防災にまつわるエッセイ…
続きを読む「天災は忘れた頃にやってくる」100年前から変わらない!? 災害を防げない人間社会のメカニズム――「津波と人間」 「コミック『まんがで名作 これから科学者になる君へ 寺田寅彦エッセイ集』」
『まんがで名作 これから科学者になる君へ 寺田寅彦エッセイ集』( KADOKAWA)
- [原作]寺田 寅彦
- [監修]鎌田 浩毅
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原作1878年‐1935年。東京生まれ(高知県出身)。熊本の五校で夏目漱石に英語を習う。東大物理学科を卒業し、ヨーロッパ留学後、東大教授。理化学研究所、東大地震研究所の研究員としても活躍。物理学者、俳人、随筆家。
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京都大学名誉教授1955年生まれ。東京大学理学部地学科卒業。97年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。2021年から京都大学名誉教授・京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授。2023年から京都大学経営管理大学院客員教授、龍谷大学客員教授も兼任。理学博士(東京大学)。専門は火山学、地球科学、科学教育。著書に『地学ノススメ』(ブルーバックス)、『地球の歴史 上中下』(中公新書)、『やりなおし高校地学』(ちくま新書)、『理科系の読書術』(中公新書)、『世界がわかる理系の名著』(文春新書)、『理学博士の本棚』(角川新書)、『座右の古典』『新版 一生モノの勉強法』(ちくま文庫)、『知っておきたい地球科学』(岩波新書)、『富士山噴火と南海トラフ』(ブルーバックス)、『火山噴火』(岩波新書)、『首都直下 南海トラフ地震に備えよ』(SB新書)『M9地震に備えよ 南海トラフ・九州・北海道』(PHP新書)など。YouTubeに鎌田浩毅教授「京都大学最終講義」を公開中。