問題は接近距離ではない。異常接近した戦闘機が、航空自衛隊並みの規模と装備を備える海軍の航空部隊ではなく、空軍のものだということだ。
続きを読む戦闘機「異常接近」に込められた中国の意思
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元航空自衛官、ジャーナリスト1969年、愛知県生まれ。1987年航空自衛隊入隊。陸上自衛隊調査学校(現・情報学校)修了。北朝鮮を担当。2008年、日本大学大学院総合社会情報研究科博士後期課程修了。博士(総合社会文化)。著書に『北朝鮮恐るべき特殊機関 金正恩が最も信頼するテロ組織』(潮書房光人新社)、『中国の海洋戦略』(批評社)などがある。<この著者の他の記事> 「1カ月で7回」北朝鮮がどれだけ非難されてもミサイル発射を繰り返す切実な理由