「不安」「イライラ」は経済環境の変化が関係

何かがおかしくなっているといえば、政治はその最たるものかもしれません。日本における政治不信はもはや最高潮に達しているといえますが、政治とカネをめぐる問題ひとつとっても、基本的に、どうごまかそうかというスタンスばかりが目につき、根本的に解決しようという流れにはなっていません。

経済対策も同じです。近年、円安やそれに伴う物価高など、経済環境が激変していることもあり、政府はガソリン代や電気代の補助などを実施していますが、後追いで対策を立てているに過ぎず、抜本的に私たちの生活をどうすべきなのかという議論は行われていない状況です。いつの時代においても、「今はひどい世の中だ」いうのは、私たち人間の常套句であり、同じ光景が繰り返されているとみなすことも可能です。

しかしながら、少なくとも今の日本に当てはめてみると、一連の社会の変化やそれに伴う漠然とした不安感、イライラ感には、やはり経済環境の変化が関係していると考えざるを得ない面があります。