書籍によって時代に「ふさわしいブライダル」を提唱

さらに、お手本となる教科書も存在しなかったことを受け、1968年、日本初のブライダル専門書『ブライダルブック』を出版。結婚式が定型だった時代に、「式は厳粛に、披露宴は楽しく」「結婚式は100人100様」と唱えた本は画期的だった。

その後も時代にふさわしいウェディングの形を提唱するため、『桂由美のビューティフル結婚式』(1970年)、『ダーズンローズウェディング』(1998年)、『シビルウェディングブック』(2001年)など書物を次々に刊行、その数は20冊を超える。