野菜ではなく「オリーブオイル」が主役だった

ベジファーストの効果についての“疑問符”とは、過去に、ベジファーストによるとされた糖尿病や肥満の予防効果は、じつは、脂質から先に摂る「オイルファースト」によるものだったのではないかということです。

この研究では、野菜から先に食べる際、被験者にただ野菜だけを食べてもらうわけにはいかず、オリーブオイル入りのドレッシングをかけていたのです。ほかのグループから、野菜だけの効果で食後の血糖上昇を抑制できたという報告が出ない一方で、油脂の力で血糖上昇を抑制できたという報告はほかにもあります。

となれば、この研究でも、野菜とともに摂る油の作用によって、食後の血糖値の上昇が抑えられて、それがインスリン濃度の低減(すなわち減量)にもつながった可能性が高いのです。