脳の働きと密接に関係しているといわれる指を回すことで脳を活性化し、集中力アップなどの効果が期待できるのが「指回し体操」。提唱者である栗田昌裕先生によると、そもそもは自らが運営する速読教室で読書速度が遅い生徒に多く共通していた“手先が不器用”という特徴に着目し、考案した訓練法なのだという。

「さまざまな効果がありますが、ここぞというときに集中力を高める方法として使えます。簡単で、即効性があり、回したら回しただけ“ご利益”があります」(栗田先生)