数字革命の始まりは教育熱心な父親

国どうしの交易が盛んになり、大きな数が頻繁に扱われるようになった12世紀以降では、もっと書きやすくて読みやすい数字を商人たちは求めるようになる。

このような世の中の潮流をいち早く察知し、商取引に革命をもたらした数学者がいた。それがフィボナッチという人物である。

フィボナッチの父親は、北アフリカのブジアで大きな貿易取引所を営んでいた。父は息子に仕事を手助けしてもらうため、イスラームの教師に計算とアラビア語の指導を頼んでいた。