命に関わる病気が理由であっても「個性」と言えるのか
“個性”って言いたがる人たちは「障害というとマイナスなイメージを持たれがちだから、ちょっとでもプラスのイメージを浸透させたい」って考えてるんだと思います。「障害も個性のひとつなんや。マイナスに思う必要なんてないんや」って思わせたい。多分、テレビとかから広がっていった言葉なんでしょうね。
先天性緑内障自体が命に関わることはほとんどありません。視覚障害の方が駅のホームから転落して電車と接触して命を落とされるようなことは珍しくないけど、直接的にこの病気で亡くなる人は多分ほぼいない。だけど“症状”として障害を持つ方の中には、その原因になった病気が命に関わるものである方だっているわけです。
俺の中で「障害は個性」っていうのは、その病気そのものを“個性”って言ってるのとイコールです。命に関わる病気にかかってる人に対して「それはあなたの個性ですよ」って言えるかな? と考えたら、俺はとてもじゃないけど言えないし、言うべきじゃないと思う。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
