台風で自宅の瓦が飛んで通行人がケガをしたとしても、基本的には家主に責任はない。突風が吹いたり竜巻が起こったりなど、不可抗力による損害は一般に責任は問われない。

簡単に言えば、1軒だけでなく、どこの家でも似たような被害が出るような災害であれば、個々の責任はないということ。例えば、東日本大震災のような大規模な地震や津波では、仮に何かが飛んできて当たったり、流されてきたものでケガをしたとしても、責任の問いようがないわけである。