インスリン注射をしている糖尿人はがんのリスクが1.9倍
《大腸がんリスク》
「Cペプタイド値が高い男性(高インスリン血症の男性)は、低い男性に比べ最大で3倍程度、大腸がんになりやすい」という疫学調査が、厚生労働省研究班により、2007年に発表され、論文として掲載されました(※1)。
これは日本の論文ですが、男性では高インスリン血症の発がんリスクが明白となりました。男性では、Cペプタイドの値の最も高いグループの大腸がんリスクは、最も低いグループの3.2倍で、値の高いグループほど、リスクがだんだん高くなる関連が見られました。
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