嫌いな人と会わなければならない苦悩

お釈迦さまは、人生は「楽」ではなく「苦」がデフォルトとして、私たちが直面する苦悩を、8つに分類なさった。

①生:すべて母任せの胎内から自立せねばならぬ苦
②老:若さを失って老いる苦
③病:心身の病にともなう苦
④死:死にたくないのに死ななければならない苦
愛別離苦あいべつりく:愛する人と別れなければならない苦
怨憎会苦おんぞうえく:嫌な人と会わなければならない苦
求不得苦ぐふとっく:欲するものを求めても得られない苦
五蘊盛苦ごうんじょうく:己の肉体や思考に執着することで起こる苦

このうち、⑥の「怨憎会苦おんぞうえく」がまさに、嫌いな人と会わなければならない苦しみだ。

多くの社会人にとって、寝ている時間を除けば、家にいる時間よりも職場にいる時間のほうが長い。