消費支出もマイナス

上記のような状況ですから、消費支出が伸びないのも当然です。GDPの5割強を支える家計の支出ですが、低迷を続けているのです。

【図表】家計の実質消費支出(2人以上世帯)

図表2は、家計の実質消費支出(2人以上世帯)ですが、マイナスの月が多いのがお分かりいただけると思います。2024年度1年間の1カ月当たりの支出額は、30万4178円で、実質で0.1%のマイナスでした。