ヒロスエとセイコちゃんの違い
デビュー時は15歳の中学生だった彼女は、もちろん化粧っ気もなくショートカットにボーイッシュ寄りのファッションで、そこから一貫してちょっと中性的な雰囲気であったことが、生々しい性を感じさせず透明感を保てたのではないか。
男に媚びているなどと女性たちにも敵視されない。男性ファンもまた、性的な目で見入るのではなく中学の同級生だった女の子を応援するように、透明感あふれる気分でヒロスエが好きと言えた。そうした、ヒロスエを好きという男に、女たちも優しかった。途方もなく可愛い、飛び抜けた美人なのに、私のライバルにならないと、女性たちも透明感の魔法にかけられた。
さらに彼女は一人称をよく「ヒロスエ」と言い、ファンも「リョウコちゃん」ではなくヒロスエと呼んだ。20歳ほど離れているが、松田聖子さんはマツダなんて自称も他称もなく、今もってセイコちゃんだ。
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