変化のためのアクション:決断の自動化をクセ付けよう!
食べる順番やおかわりの回数を決める

まずは毎日行う食事の「マイルール」を決めてみましょう。最初にサラダや副菜、次に肉や魚などの主菜、最後にご飯を口にするなどと決める。それだけで、迷うことが格段に減り「決めなければならない」ストレスから解放されることに驚くでしょう。
買い物時のルールを決める

外出したときに何を買うか、何を手にするかも、ある程度決めておくとスムーズに決断できるようになります。例えば、コーヒーは家で飲むからカフェでは紅茶しか頼まない、服もトップスは細身のシルエットを選び、ボトムはゆとりのあるものにするなど、あらかじめ決めておくといいでしょう。
仕事におけるマイルールを言語化する

「朝イチバンにメールはチェックしない」「資料を整理するのは午後にする」など、効率よく仕事が進むマイルールをある程度決めておきましょう。そうすれば、突然の頼まれごとなどに振り回されることが少なくなり、仕事を順序よく片付けられるでしょう。
長く読み続けられている自己啓発書を読む

例えば『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー/キングベアー出版)や『人を動かす』(デール・カーネギー/創元社)など、長く読み続けられている名著には、人間としての行動の基本が書かれています。まだ「マイルール」が確立できていないとき、何かに迷ったときなど、繰り返し読むことで、自分にとって正しい決断をすることができるでしょう。
決断力のない人は、自分の感覚に頼る。
決断力のある人は、厳密なルールに基づいて判断する
Maslow株式会社 代表取締役CEO。エグゼクティブコーチ(認定資格保有)。本名は安達卓則。学生時代に鬱、引きこもり、アルバイトクビ、留年、中退を経験。会社員として働くも活躍できず2社ともクビに。その後自己分析を繰り返すなかで「デザイナーが天職」だと悟り、未経験から1カ月でデザイナーに。月300時間以上のデザイン制作を1年半続け、大手企業のデザインを手掛けるまでになった。デザイナーとして自己実現した原体験から、「全ての人が自己実現できる社会」を創るべく起業。口コミ・紹介だけで、年商150億円規模の上場企業から有名政治家など多くの指名依頼を受けるまでに自社を成長させる。現在はデザイナーのための収入・キャリアアップパーソナルコーチングを提供している。