高齢者相手に薬の量を減らせない医者は不誠実

ところが年をとると、肝機能が低下してきて分解速度も遅くなります。腎臓の機能も鈍くなって排泄も減るので、ほとんどの薬で半減期が延びるのが当然です。

それなのに、1日3回服用の薬は20代の頃と同じく、年をとっても3回のままです。「若い人は3回だけれど、あなたの年齢なら2回でいいよ」と言ってくれる医者はほとんどいません。

1歳の子どもと14歳の子どもに同じ量の薬を出す小児科の医者はいませんが、老人となるとその配慮がないのです。高齢者相手に薬の量を減らせない医者の方が、よほど不誠実だと思います。