FIREできても、健康を保てなければ逆戻り
健康は目に見えないので、気づかないうちに摩耗していることがあります。働きすぎてカラダを壊してしまったり、ココロを病んでしまったり。しかし、自分にとってちょうどいい仕事であれば、むしろ健康を保つのに大きな役割を果たします。
・毎日決まった時間に起きる。
・定期的に食事を取る。
・(通勤があれば)歩く、動く。
・仕事関係の人と話すことで刺激がある。
・思考力を使って考える。
一度FIREやアーリーリタイアしたものの、結局復職してしまう人に多いのが、「生活が自由気まますぎて、身体を壊した」というパターンです。人間は本来怠け者なので、明確な目的を持って引退しないと、生活が乱れてしまいます。
定年後も「不健康」にならないために
仕事をしていないので生活リズムが崩れる、動かない、好きなだけ食べる、人と話さない、考えることがない(恐ろしい!)。いくらお金の心配がなくても、不健康(死)に向かって歩いているようなものです。
仕事を持っていれば、それだけで「規律正しく生活する」という強制力を私たちにもたらしてくれます。会社員の場合は、65歳で定年が来てしまうと、この強制力が働かなくなります。そのため、「定年後も仕事を継続するには?」を考えて、準備しておくことが大事です。
もちろん仕事以外の趣味や習い事でも同じことがいえます。決まった時間に出かける、人と会う、思考力を使うことをルーチンとして日々に組み込んでおくことは、40歳以降の人生を幸せに生きるために大切です。