承認欲求の塊のような「痛客」が来店する
そもそも、なぜ男が「夜の街」に通いつめるのかというと、根本的なところでは「寂しくて辛い」ということがある。河島英五の「酒と泪と男と女」ではないが、「飲んで 飲んで飲まれて飲んで 飲んで泣き潰れて眠るまで飲んで やがて男は静かに眠るのでしょう」という、心にポッカリと穴が開いた男だ。
「なに決めつけてんだ! オレは女性に不自由してないし、純粋にキャバクラやクラブで飲むのが楽しく通っているだけだぞ!」とご立腹のスマートな遊び人も多くいらっしゃるだろうが、接客する側の声に耳を傾ければ、「寂しさや辛さを酒と女で癒す男」というのもかなりいるのだ。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
