初心者は「……ショット!」を強調して叫べ

ゴルフのマナーはルールと違い、明文化されておらず風習みたいな扱いで、解釈の違いが生じやすいです。今回は最低限守りたい、かけ声のマナーを解説します。

まずはスタートホールで叫ぶ「ナイスショット」ですが、案外言うタイミングが難しいです。勢いよく同伴者のボールが飛んでも、途中で曲がってOBになり「どこがナイスショットだよ」とゲストが嘆くことがあります。その場合は「惜しかったですね」などと、フォローしておくのが大事かなと。

一般的には、インパクトのあるボールを打った段階で「ナイスショット」と言うのがマナーです。

ここでやってほしくないのは池ポチャなのに、ひとりだけ「ナイスショット」と場違いな声をかけること。かなり失礼に当たります。逆にナイスショットをしたのに、無言でいるのも失礼です。

最初は瞬時の判断が難しいでしょう。そこで咄嗟に声が出ない人は、付和雷同どさくさ作戦をお勧めします。これはみんながナイスショットと言った瞬間、追いかけて言うものです。コツはみんなが「ナイス~」と言ったら後半部分の「……ショット!」を強調して叫ぶこと。そうすれば時間的に間に合います。あとは、何食わぬ顔をして「凄く飛びますね」とおべんちゃらを言えば、なかなか気が利くやつと思われるでしょう。

また、たまに「アメリカじゃ『グッドショット』と言うんだよ」と、西洋文化を啓蒙する人がいますが「ここは日本ですから」と言って、相手にせず適当に流しましょう。

ナイスショットは基本的に誉め言葉です。言われて悪い気はしません。自分が打ったときに「今のは当たりが薄く、ナイスじゃない」と思う人もいますが、あえて言わないこともマナーのひとつです。