選べる自由がない、日本人夫婦の「姓」
選択的夫婦別姓に関心ある人たちはどのような思いを抱えているのか。
プレジデントウーマン編集部でアンケート調査を行ったところ、20代から60歳以上の男女、約4300名から回答(※)があった。
※実施期間2024年3月21日〜28日。「プレジデント」と「プレジデントウーマン」のメルマガに登録する男女へオンラインアンケートを実施(有効回答数:4227。回答者の年代=20~60代以上。男64.3%、女35.2%、その他0.4%)
選択的夫婦別姓への関心が「大いにある」「まあまあある」と答えた人が全体で68.8%。うち、男性で60.3%、女性で84.4%の人が感心あると回答した。その理由には、「多様性に配慮すべきだから」(男性:40代)、「特に女性の社会参画を左右する」(女性:40代)、「共働きの場合などでは、女性にかかる負担が大きい」(女性:50代)、「この時代に、なぜ同姓を強制されるのか理解しがたい」(男性:30代)など、男女それぞれからさまざまな声が。また、「少子化に危機感を覚えているから」(男性:60代)という声も上がった。