「会社でスマホを充電」は窃盗罪になる
のりちゃん あ、スマホの充電なくなりそう。会社のコンセント借りちゃおっと。
岡野タケシ こらこらこら、そんな勝手に充電したらあかんよ。
のりちゃん えっ、会社のコンセントを借りて充電したらダメなんですか⁉
岡野タケシ ケースによっては充電で犯罪になるかもしれんから、解説していくで。
岡野タケシ こらこらこら、そんな勝手に充電したらあかんよ。
のりちゃん えっ、会社のコンセントを借りて充電したらダメなんですか⁉
岡野タケシ ケースによっては充電で犯罪になるかもしれんから、解説していくで。
会社や学校でスマホを充電するのって、つまり電気を勝手に使うってことやんね。
会社や学校の電気を勝手に使うのは、実は窃盗罪になるねん。なぜなら、刑法245条では、窃盗などの罪においては「電気は、財物とみなす」と定められているから。
ただ、会社や学校でスマホを充電しても窃盗罪にならないケースもある。
それは、会社や学校の管理者がスマホの充電を承諾している場合。
「カフェやファミレスで充電」もアウト
たとえば、「この教室ではスマホを充電しても大丈夫です」みたいな張り紙がしてあったら、学校の管理者がスマホの充電を承諾していると考えられるので、充電しても大丈夫。
一方、先生が「勝手に学校のコンセントでスマホを充電するな」と指導しているなら、スマホを充電したらアウト。
他にも、カフェとかファミレスとかで「充電OK」などと書かれているときはスマホを充電しても問題ないけど、とくに何も書かれていない場合は勝手に充電したらだめ。
もし充電したいときは、店員さんに一言確認するようにしよう。
のりちゃんも、事務所の代表であるおれの許可なしに、勝手にスマホを充電したら窃盗罪になるよ!