自身の感覚を重視し、改善をはかる必要性

いかがでしたか?

よい睡眠のすべての項目にチェックがつかなくても、ご自身の感覚としてスムーズに寝つけている感覚があればあまり心配はいりません。

櫻井大典『病気にならない食う寝る養生 予約の取れない漢方家が教える』(学研プラス)
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反対に、横になって20分以内に眠れている場合でも、ご自身がなかなか眠れないと感じているのであれば、その感覚を重視し、改善をはかる必要があります。

毎日よい睡眠の項目どおりに寝られている、という方ばかりではないので、「悪い睡眠のチェックが多い……」と不安にならないでくださいね。

眠りの質が悪くなっている場合、そこには必ず何かしらの原因があるので、それを解消すれば睡眠の質はおのずとよくなっていきます。

焦らずにゆるい気持ちで“食う寝る養生”を試しながら、解決法を探りましょう。

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