「1年後、まだ今の仕事をしていたいか?」

さて、「20歳そこそこの自分に、人生を決めさせてしまっていいのですか」という疑問を投げかけました。

自分の年齢とともに、思考も価値観も働き方もアップデートしていくべきなのに、その更新を怠り、惰性で働き続けていったツケは、65歳の定年時に確実に表れます。再就職したくても、「やりたい仕事」も「できる仕事」も皆無な事実に、定年と同時に気づき愕然とする事態は、なんとしても避けたいものです。

岡本祥治『LIFE WORK DESIGN』(プレジデント社)
岡本祥治『LIFE WORK DESIGN』(プレジデント社)

では、その「アップデート」はどのようにして行えばいいのでしょうか。初めの一歩は、自らに問いかけることです。

「1年後、私はまだ今の仕事をしていたいか?」と。

迷うことなく「YES!」という答えが出たら、おめでとうございます! 素晴らしい環境であなたは仕事をできていますね。

しかし、もしそうではなかったら……。返事に詰まり、考え込むようならば要注意です。

もちろん短期的には、モチベーションが低下する時期はあるものです。「たまたまこの時期は寝る間もないほど忙しい」「このプロジェクトはあまり乗り気がしない」などの浮き沈みは、誰にでもあることでしょう。でも、そうした短期的なモチベーション低下の問題ではなく、半年間、一年間と気分が沈んでいる、なんだか最近新しい仕事をしていない、「この仕事を来年もやりたい!」と明確に言えない状態にあるならば、次のステップに進む時期に来ているのかもしれません。

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