最新機器をそろえた自治体のジムで格安トレーニング

健康維持のため、日頃からスポーツクラブやジムで汗を流している方もいらっしゃることでしょう。

会社勤めで定期収入のある間は気にならないかもしれませんが、ライトFIRE後に一時的に収入が大きく減ってしまうと、こうした小さな出費が負担に感じられるものです。しかし、ジム通いをやめて体を動かす習慣がなくなってしまうと、運動不足になり、健康面で悪影響が出てこないとも限りません。

民間のジムに行かなくても、自治体によっては、最新トレーニング機器を備えたスポーツセンターやプールがあったり、住民を対象としたストレッチや筋トレ、ヨガなどの教室を開いていたりします。

たとえば、東京都港区の健康増進施設「ヘルシーナ」では、区内在住者・在勤者は580円でトレーニングルームが利用できます。別料金で健康度を測定した上でセルフトレーニングメニューも作成してもらえます。

ジムにて、トレッドミルでトレーニング中の人たち
写真=iStock.com/Tempura
※写真はイメージです

5種類の温水プールが2時間400円

埼玉県朝霞市の「わくわくどーむ」には流れるプールやジャグジーなど5種類の温水プールがあり、利用料は市民なら2時間400円。アクアビクスやストレッチ、バランスボール、体幹トレーニングなど無料レッスンのメニューも豊富です。

「ジムに通えないならマシンを買ってしまおう。そのほうが安いかも」と考えるかもしれませんが、トレーニング機器は買ってしばらくすると使わなくなる方が多いようです。それなら、最初から割安な自治体の施設を使ってトレーニングを継続するのが賢明です。

ライトFIREで引っ越しを考えている人は、移転先の自治体にこうした施設があるかどうかも調べておきましょう。