昔、手に入れたけど今は使っていない貴金属やブランド品。思い切って売ってみると、意外な 「お宝」になるかも?
家に眠るお宝を探す女性「うちにもお宝があったはず…!」/イラスト
イラスト=えのきのこ、以下すべて同じ

国民1人あたり34.5万円のかくれ資産が!

若いときに購入したジュエリーやブランドバッグをタンスの奥にしまい込んだまま、という人は少なくない。メルカリの調査によると、1年以上使用しておらず、家の中に保管している「かくれ資産」は、国民1人あたりで平均約34.5万円(2021年)にもなる。

国民1人あたりの平均かくれ資産構成

一方、今は金や高級腕時計の相場が高騰。「金はコロナ禍前より1.5倍ほど相場が上昇しています」(KOMEHYO・長尾直輝さん)。さらに「円高時代に買ったブランドバッグなどは、ビンテージ人気、店頭商品の品薄、円安などの条件がそろったことで、高値で買い取るケースが増えています」(大黒屋・小坂部淳さん)という。

眠っているお宝の資産価値が上昇傾向にある今こそ、「売りどき」。タンスの肥やしにするくらいなら、買い取り業者やフリマアプリでお金に換える。これこそ、すぐにできる小さな資産形成といえそうだ。