買い取り業者に査定してもらいました! 使っていないお宝を賢くお金に換えるコツ
バブル期の「お宝」が高値で売れる!?
最近の中古品買い取りブームの要因として、コロナ禍で人気ブランドの生産が激減したことも大きい。「一次流通・正規店などでモノが手に入らないため、中古品のニーズが高まり、相対的に買い取り価格が上昇しています」(長尾さん)
相場が高騰している金の持ち込みも目立つ。「ジュエリーや時計も、どれくらい金が使われているかによって買い取り価格が大きく変わってきます。値段は下がりますが、金歯も買い取りますよ」(小坂部さん)
では実際に、どんなものをいくらで買い取ってもらえるのか? ブランド品なら何でも高額になるのか?
ドキドキの突撃リポートで持ち込んだ数々の「お宝」の査定価格を一気に紹介する。
1. 現在入手困難ブランドの時計(オーデマピゲ、パテックフィリップ、ロレックス)
2. 三大バッグブランドの定番デザイン(エルメス、シャネル、ルイ・ヴィトン)
3. 金のアクセサリー
ブランドバッグ
「腐っても××」。三大ブランド強し
「バッグはエルメス、シャネル、ルイ・ヴィトンの三大ブランドが最強です」(小坂部さん)。バブル期に流行したシャネルのチェーンバッグは100万円超、エルメスのバーキンになると300万円で販売されていることも。バブル期のものは素材がよいうえ、そのデザインがリバイバル人気を呼んでいるのもプラス材料だ。
ブランドバッグの査定価格の決め手は、状態とデザイン。定番の人気デザインほど高く売れる。今回持ち込んだルイ・ヴィトンのモノグラムのショルダーバッグは、かなりボロボロでも5000円の値がついた。「バッグは古くなると劣化します。使わないまましまい込むなら、売ってしまったほうがいいかもしれません」(長尾さん)
時計
資産として不動の人気・ロレックス
投資目的で売買する人が多いロレックス。コロナ禍以前から品薄で、中古品でも価格が下がりにくい。時計の場合、保証書や箱の有無もポイントで、「保証書がないと1割値段が下がることもあります」(長尾さん)。また、「一部の入手困難ブランド時計になると箱だけで10万円することも」(小坂部さん)。