使わないモノを少しでも高く処分する方法

コロナ禍で一念発起して自宅の「断捨離」をした方もいらっしゃることでしょう。しかし、喉元過ぎれば何とやらで、せっかくさっぱりした家に、また少しずつモノが増えてきてはいないでしょうか?

私も今、「持たない暮らし」を目指してモノを減らそうとしている真っ最中です。

洋服やバッグなど使わないモノはどんどん売っていますが、なかなかこちらが思うような値段では買い取ってもらえません。

唯一「やったあ!」と思ったのは、15〜16年前に20万円弱で購入したロレックスの腕時計が38万5000円で売れたことくらいです。高級腕時計の中でもロレックスやカルティエなどは、モデルにもよりますが比較的買い取り価格がいいようです。特に手巻きの時計は査定が高くなっています。

これに対し、洋服や食器、1度でも履いた靴などはほとんど売れません。特に、ネームを入れたオーダースーツは、いくら銀座の高級テーラーで仕立てたものであっても買い手が付かないようです。

洗濯物をたたむ女性
写真=iStock.com/maroke
※写真はイメージです

複数の業者で査定を

腕時計や服飾品、ゴルフクラブ、釣り道具、アウトドアグッズなどを売る際は、複数の業者で査定をしてもらいましょう。

大手のリセールショップには、ウェブサイトやLINEなどから査定ができるところもあります。先の38万5000円で売れたロレックスの腕時計も、売ろうと決めて何軒かで査定してもらったところ、業者によって買い取り価格が1万5000円も違っていたのには驚きました。

腕時計や財布といったかさばらないモノなら、買い取りの窓口に持参したほうが担当者と交渉がしやすく、より高い値段で引き取ってもらえる公算が大きくなります。